2021年 今年の台風は? 歴史とデータを見てみると・・・

アイランドリゾート石垣 宅地建物取引士の鳥谷です。
私のブログに目を通していただき、ありがとうございます。
このブログが目に止まったというあなたは、南国、石垣島への移住に憧れをお持ちだと推測します。

そのようなあなたに、ここ石垣島に一足先に移住をした方々の経験や、今いまの社会状況、天候や自然環境、不動産事情などをお伝えできればと、綴ってまいります。

さて今回は、
2021年 今年の台風は? 歴史とデータを見てみると、をお届けします。

【歴史的には?】
ここ最近の石垣島は、夜半、1時間に50mmを超える非常に激しい降雨が続いています。梅雨の末期によくある現象で、梅雨明けも間近かだ! と思う反面、台風シーズンに突入するんだ・・・ と言う緊張の時期を迎えています。石垣在住の皆さまも、これから移住を検討されている皆さまも、相当気になるであろう事柄です。

それを実証するように、沖縄県地方で伝承されている台風、天候に係わる俚諺(りげん)=ことわざは、100余りあると言われています。
*琉球大学短期大学部 石島 英(いしじますぐる)さんが発表された「沖縄県地方に伝承される台風俚諺の見直し」より
これら多数の台風に係わる俚諺があることから、沖縄に暮らしていた祖先が、いかに細心の注意を払って台風を監視し、それらの接近の手がかりとなるものを、身近な植物、動物、空、海、風、雲の動きなどの自然現象から、長い年月掛けて抽出し役立てたのかが垣間見れます。

石垣を含む八重山地方での代表的なものでは
〈植物〉
・デイゴの木、繁り深ければその年は大風
・甘藷(サツマイモ)のツルが上方へ向かって伸びれば大風
〈動物〉
・つばめが群集すれば台風の兆し
〈空〉
・日暈(にちうん)、月暈(げつうん)の破れ目の方向より大風
*日暈、月暈とは、太陽や月のまわりに薄い雲がかかり、その周囲に光の輪が現れる現象、虹のように見えることもある
<海>
・寅方(東北東)の海鳴りは台風
<風>
・風が北寄りになると大風
<雲>
・ガサムネ雲(巻雲)の現るは台風の兆し などなど。
今年の春、石垣島ではデイゴの赤い花が盛んに咲き誇っていました。また、つばめも街中で結構、見かけます。先人の俚諺では、今年は台風に注意しなければならない年になるやもしれません。

【世界最大の気象情報サービスの発表は?】
世界最大の民間気象情報会社、ウェザーニューズが、先日、2021年の台風傾向ついて発表しました。要約すると、今シーズン、7月は沖縄や朝鮮半島方面へ、8月は西日本や北海道に接近する進路の台風が多くなる予想、との事。9月以降は台風の進路が平年よりもやや外回りとなり、沖縄〜本州付近へ向かうケースが多く想定され、関東に接近する可能性が高まるのもこのタイミング、だそうです。
また台風の発生本数は、平年並みの24個前後となる見通しで、台風の発生は7月から増え始め、8月をピークに10月まで多くなると予想しています。

【南太平洋の海水温は?】
台風のたまごが南太平洋から北上し日本近海に到達するまでの間、台風へと大きく成長する過程で「海水温」が影響します。それは、海水温が高ければ高いほど水蒸気が発生し、雲となって上昇気流に乗り台風に取り込まれるため。台風はさらに巨大化してゆきます。
ウェザーニューズの台風予想と合わせて、気象庁が発表している「北太平洋の海水水温」のWebサイトで、その情報を得ることが出来ます。今今の南太平洋、マリアナ諸島近海(P8)では平年より高い海水温が記録され、フィリピン東(P7)では平年並みであるが30度を超える海水温度を記録しています。また今後の見通しでは、マリアナ諸島近海の海面水温は向こう1か月、平年より高いと予想しており、このことから、今年の台風は大型化するのではと、危惧しています。


気象庁HPより:全球年平均海面水温2020年

【まとめ】
備えあれば憂いなし。沖縄エリアの住人は大きな台風で生じる被害が、相当ひどいものであることを身に染みて理解しています。故に先にご案内した通り、多くの俚諺が伝承されているわけです。
先ずは備えましょう。台風接近に伴い、島では前後1週間、物資がとだえると予測し、備えます。

・台風接近前に皆、ガソリンを満タンにします:車の重量を増し、台風で飛ばされないようにするのですが、加えて、停電した時の対策を兼ねています。エアコンが点かない、スマホの充電ができない生活は想像を絶します。充電池代わりに車を利用するわけですね。
・停電に備えます:懐中電灯、ランタン、ろうそく、スマホ充電池、防災ラジオなど。
・食べ物をしっかり買い出しします:停電を考慮し、保存できる食材を。出遅れると、スーパーやコンビニからあっという間に姿を消します。
・水を確保します:飲み水、生活用水、両方を確保します。特に水洗トイレは水が無いと流せません。
これらの対策は台風被害に合わない家づくりが原点。住居が台風によって雨漏りや吹き込みなどの被害を受けると、末端の対策どころでは無くなります。弊社が販売を手掛ける木造住宅も、歴史を積み重ねながら台風や地震に強い家屋として発展してきた集大成。石垣島の自然環境に負けない、最新の木造住宅の今をご覧になりませんか。現在、建築中の3棟を含め、4棟を内覧・販売中です。ご興味のある方のご連絡、お待ち申し上げております。

自然災害や火災に強い、対候性の高い住宅が、石垣島移住後の生活を支えます。
私共がつくりたいのは、石垣島での皆さまの暮らしです。
移住を決意、実行する前に、お試しで季節を変えて何度か足を運び、ご自身で実体験されることをお勧めします。また移住に関するサポートを承ります。

本日はここまで。次回もお楽しみに。